血に飢えた三十余年

闘病、労働、音楽と映画

3/27

午前中に通院。喉元に違和感を感じることがあったため、薬を少し減らしてもらう。そのまま吉祥寺のユニオンへ自転車で直行。決算セール前の平日ということもあってほとんど客はいない。大したものがないのは分かっているので(吉祥寺のユニオンは名前負けしていると思う)、ざっと目当てのアーティストだけを眺めて2枚購入。

Shellac - Terraform

・Melvins - Stoner Witch

Melvinsは買えてよかった。メルカリやAmazonで買うと4桁はするはず。吉祥寺でご飯を食べようかと思ったもののそれほど惹かれるものもなく、帰宅。おなじみのセブンの蕎麦で昼飯をすます。食べた後は甲子園を眺めながらダラダラ。福井県勢は出ていないかと思いきや、啓新高校が出ていた(しかも勝った)。もう福井商敦賀気比だけではない。

夕飯などを買った後、病院で処方してもらった薬をもらいに薬局へ。薬を準備してもらう間、日テレのニュース番組を見る。高校のダンス部の密着特集。10分ほどだったと思うが、10分間でこれほどまで思うほど不快になった。集団で同じ振り付けをすること(マスゲームと何が違うのか)。ダンス部に教えるプロのダンサー(リカコみたいな名前だった)の態度(厳しさじゃなくてダンスを教えろよ)。全員が大会に出るという規則の中で、上手く合わせられないメンバーに対する「そんなんじゃ大会に出せないよ」という圧力(私の大嫌いな同調圧力)。「狐の妖怪」というモチーフの胡散臭さ(「ダンス」やってるのに和風かよ)。集団になった時、日本人は本当に嫌らしい。そもそも高校生なら、団体で振りを合わせるよりも個人個人にあったダンスをやるのが教育としては正しいのではないだろうか。技術的に優れたメンバーも劣っているメンバーも、同じ水準までしか到達できない教え方に思える。日本人に傑出したリーダーが現れないのは、こうした小さなところに原因があるのでは、とも思う。兎も角、二度とああいうものは見たくない。不愉快。