血に飢えた三十余年

闘病、労働、音楽と映画

短期派遣拒否

短期派遣は諦めて、普通のアルバイトを探す。ピッキングで二件応募、来週面接まで取り付ける。それまでに格好をなんとかしないといけない。いつものパーカーだと小汚い。パリッとした服装で来週に臨みたい。

今日はユニオン吉祥寺へ。電気のコーナーを見る。『KARATEKA』『VITAMIN』がある。良心的な値段なので若者が買うべし、と思い何も買わず。テクノのCDを中心に攻め、以下を購入。

Model 500 - Classics

Model 500 - Deep Space

2枚ともにリマスター盤。最新のアルバムがなかなか高くてビビる。中古でも1500円とは。おそらくAmazonの値段を参考にして値付けしたのだと思うけれど、それなら新品で買った方がよいのでは。ケンイシイのミックスもあったが、買いすぎなので自重。しばらく待ってても多分残っているだろう。

昼間に短期派遣の会社から仕事紹介のメールが来ていたので、メールにて拒否の旨を返信。しかし音沙汰ないため、念の為再度電話。一応分かっていたらしく、連絡の目的を告げると自分の名前も把握されていた(それはそれで不快だが)。念押しで拒否。電話をブツ切る。

しかし今日はよく晴れていて、自転車に乗るのがとても気持ちいい日だった。桜も今日明日あたりが見頃か。

短期派遣はクソ、卓球のミックス、季節外れの寒さ、瀧

店舗取り寄せの商品を受け取りにユニオン池袋へ。自転車で行こうと思ったけれど、ここのところ寒さがぶり返してきていて服装が分からない。一旦パーカーのみで出かけるも、やはり寒くコーチジャケットを着る。しばらく走った後で暑くなりまたパーカーのみに。帰る時もパーカーだと寒く、コーチジャケットを着ると暑いというなんとも言えない気持ち。明日までこの寒さは続くらしい。もう4月だというのに。

ユニオンに着いてすぐ、前回来た時に見ていた卓球のミックスをチェック。まだあった。ついでに電気のコーナーを見てみると、前回あった『VITAMIN』と『20』の初回盤が無くなって、代わりに『KARATEKA』とシングルがいくつか。おそらく金になると踏んでユニオンに持ち込んだと思うのだけど、ユニオンはこの辺渋いんだよな。ヤフオクかメルカリで売った方が金にはなる。クラブ系をチェックすると、同じ人が売ったらしき電気関連のアーティストのものが。一通り見て以下を購入。KAGAMIはメルカリで倍以上の値段で買うところだった。他にも田中フミヤKARAFUTO名義のミックスもあり。次来た時に買う。多分残ってる。

・Four Horsemen - Four Heavenly Kings

・KAGAMI - PAH

石野卓球 - MIX-UP Vol.1

ユニオンにいた時に例の短期派遣の会社から連絡。全く希望条件でない国際展示場のユニ●ロの現場を紹介される。金かかるし、そんな遠くに行けない…。断りの電話を入れる。その後もキャンセル期限の13時を過ぎてもガンガン紹介のメールがくるけど、こんな不安定な状態ではとても働けない。紹介自体をやめてもらった。もう二度とこんないい加減な働き方は求めない。斡旋してる方も良心の呵責とかないのか。

相変わらず瀧のバッシングは続いている。起訴、事務所との契約解除がそれに輪をかけてる。どいつもこいつも電気や瀧に思い入れがない奴らばかり。ソニーの対応も不可解。間違いなくビジネスの話ではあるけど、こと電気の話となるとカルチャーの話でもある。日本のテクノの普及に尽くした、そして少なからぬ金をソニーにもたらしたグループのメンバーの切り方としては、あまりに薄情過ぎないだろうか。瀧を切り、電気の音源を聞けなくし、ドラッグの使用や不祥事の際の対応としても最悪手ばかりついて、この騒動のあとに何が残るのか。

短期派遣

短期派遣の説明会に行ったけど、なかなかヤバい会社だった。もうすぐに逃げ出そうかと思ったけど、これが社会復帰の第一歩だと思うことにしてなんとか踏みとどまった。逃げなかった俺偉い。どんな感じでヤバかったかというと、

・オフィスの入り口に会社のスローガンが立て看板になって置いてある

・その立て看板のフォントが電波っぽい

・社員が全員揃いの作業服を着用(女性も当然着用)

・なぜか警備員の服装をした人がオフィスにいる(そして特に何もしていない)

・契約も交わしてないのに、説明会の初めに話の聞き方をキツめに指導される

・説明会の途中で「何か違うな」と感じたら退席してよいと言われる

・説明会の途中で営業の方らしき人が帰ってくるけど、皆オフィスの入り口で大声で挨拶していく(あとで理由は分かる)

・個人情報の扱いについてテストされるも、社員さんの個人情報の扱いが雑(現住所確認書類を全員分まとめて回収する等)

・給料がオフィスで手渡し(おそらくバックれ対策)

・オフィスに行かないとお金もらえないってそれ報酬の渡し方として合法?

・パンフレットをもらうも肝心なことは書いてないので、結局手書きでメモせねばならない

・仕事をキャンセルする場合は前日の13時までに電話と言われる

・しかし仕事の連絡が来るのは遅くとも前日の20時までと言われる(タイムラグ7時間はどうすれば?)

・帰る際に「お疲れ様でした」とオフィスの社員さんに向かって言わなければならない(挨拶はこれか〜)

会社名はめんどくさいので書かない。あの会社の人に必要以上に絡みたくないので。さて一応登録はしたけれど、いざ仕事の紹介がきたらどうしよう。あの会社のやり方に従っている人と一緒に仕事をするのはキツい。挨拶を大声で強制される会社がヤバくないわけがない。バックれが多発してる現場間違いなし。どうするよオレ。

何やかんやあったけど、説明会終わってユニオンへ。説明会の前に買い取りをお願いしていて、2500円回収。まあ買い取りの中身が薄かったからこんなもんか。そのお金で以下購入。

・Jeff Mils - Mix-Up Vol.2

昨日来た時にはこれに気づかなかった。卓球がプロデュースしたミックスシリーズのJeff Mills版。場所は新宿リキットルームのライブ音源。ネットでもこれだけ見つからなかったので、嬉しい。帰宅した時には、メルカリで買った田中フミヤの盤も届いていた。

DOMMUNEもまりんも川辺ヒロシも

みんな出来る範囲で出来ることをやっているというのがとても良い。無理のない程度に最大限サポートしてるというか。そういう感じでいいと思う。こういう輪がもっと広まればいいのに。

今日はユニオン新宿と下北沢を自転車で。卓球、田中フミヤ、KAGAMI辺りの音源を探していたのだけれど見つからず。池袋に卓球のMIX-UPがあるのは分かっていたけれど、体力的にキツかったので断念。以下を購入。

・Sabres Of Paradise - Sabresonic 2

オーサカ=モノレール - What It Is ... What It Was

・Surgeon - Force + Form

・V.A. - Submerge Live in Japan

Submerge Live in Japan』が380円で手に入ったのは嬉しかった。他のCDのチョイスは完全にいまの電気サポートの影響を受けてる。Surgeon先生はこのタイミングでないと買わなかったと思う。早く聞きたい。

自転車を新調してから下北沢まで走ったのは初めて。今日は天気も良く、気持ちよく走れた。UberEatsをよく見かけるようになったけれど、どのくらい稼げるのだろう。もしくは、どのくらい働けば生きていくのに十分な額稼げるのだろう。メッセンジャーとどちらが割りがいいか。体力勝負で自分がやっていけるか。少し考える。

3/27

午前中に通院。喉元に違和感を感じることがあったため、薬を少し減らしてもらう。そのまま吉祥寺のユニオンへ自転車で直行。決算セール前の平日ということもあってほとんど客はいない。大したものがないのは分かっているので(吉祥寺のユニオンは名前負けしていると思う)、ざっと目当てのアーティストだけを眺めて2枚購入。

Shellac - Terraform

・Melvins - Stoner Witch

Melvinsは買えてよかった。メルカリやAmazonで買うと4桁はするはず。吉祥寺でご飯を食べようかと思ったもののそれほど惹かれるものもなく、帰宅。おなじみのセブンの蕎麦で昼飯をすます。食べた後は甲子園を眺めながらダラダラ。福井県勢は出ていないかと思いきや、啓新高校が出ていた(しかも勝った)。もう福井商敦賀気比だけではない。

夕飯などを買った後、病院で処方してもらった薬をもらいに薬局へ。薬を準備してもらう間、日テレのニュース番組を見る。高校のダンス部の密着特集。10分ほどだったと思うが、10分間でこれほどまで思うほど不快になった。集団で同じ振り付けをすること(マスゲームと何が違うのか)。ダンス部に教えるプロのダンサー(リカコみたいな名前だった)の態度(厳しさじゃなくてダンスを教えろよ)。全員が大会に出るという規則の中で、上手く合わせられないメンバーに対する「そんなんじゃ大会に出せないよ」という圧力(私の大嫌いな同調圧力)。「狐の妖怪」というモチーフの胡散臭さ(「ダンス」やってるのに和風かよ)。集団になった時、日本人は本当に嫌らしい。そもそも高校生なら、団体で振りを合わせるよりも個人個人にあったダンスをやるのが教育としては正しいのではないだろうか。技術的に優れたメンバーも劣っているメンバーも、同じ水準までしか到達できない教え方に思える。日本人に傑出したリーダーが現れないのは、こうした小さなところに原因があるのでは、とも思う。兎も角、二度とああいうものは見たくない。不愉快。

3/23

先週末から自転車に乗っていて後輪に妙な違和感。ただ軽く目視をしただけでは以上は見当たらず空気も月一くらいで入れていたので放置していたものの、やはり居心地が悪かったので重い腰を上げて真面目にチェックをしたら完全に破損していた(甘かった…)。

もはや自分でどうにかなる範囲を超えていたので、近くのサイクルベースあさひに持っていく。店員さん、破損部分を見た瞬間に「タイヤとチューブの交換が必要ですね…」とバサリ。さすがプロや。というかこんな状態になるまで放っておいて申し訳ない。併せて他の部分も簡単にチェックしてもらうと、ブレーキパッドも交換必須とのこと。ほかにもクランク、ステム、ブレーキ自体も修理した方がよいとのことで、いやそれならもういっそのこと新しいヤツ買うわということでその場で購入を決意。

ルイガノクロスバイクを買った時はチェーンやライト込みで7万円近くかかったので同じくらいの出費は覚悟していたものの、あさひの独自ブランドである「プレシジョン・スポーツ」のクロスバイクを4万円弱で発見。変速が8段(後輪のみ)→24段(前3段×後ろ8段)になり、他はほぼ同スペック。店員さんに色々と勧められたものの、その車種で即決。色は白。ライトはAmazonで買うとして、チェーンはそのまま、スタンドは元からついているもので決定。

これまで自転車のメンテは基本サイクルスポット(ルイガノ買ったのもサイクルスポットなのだ)で見てもらっていたので知らなかったけど、あさひの会員サービスに入ると自転車本体以外の商品は10%オフ。しかも定期点検も無料。知らなかった…。ほとんど店員さんに言われるがままに会員となり、そのまま点検の終わった新しい自転車で路上へ。タイヤのグリップが全然違う!ブレーキの利きがいい!気持ちいいことこの上ない。ルイガノをいかに適当に乗り潰していたかがよく分かる一日だった。

Earth Crisis来日、コミュニティ・ミュージックの限界

先日のEarth Crisisの来日、最終日の新宿ACBホールに行ってきた。初めて行く会場で、まず立地に戸惑った(ラブホ街の入り口)のと、ストレート・エッジの人が多いのか酒を飲まない人がほとんどで肩身が狭かった。

正直な感想を言うとEarth Crisisよりもその2つ前に出たNUMBのライブの方が楽しめました。これには多分に言葉の問題がある。NUMBはSENTAさんのMCが最高だった(ZOZOの前澤に「アイツがEarth Crisisを呼ぶべきだったんだよ!」、リリースした7インチについて「メルカリで定価以下で売るのはやめてくれ!」)。

あとそもそもの問題として、ハードコアのライブはかなり暴力的なものに外からは見えるけれど実際に体験してみると「コントロールされた混沌」でしかないというところに物足りなさを感じる。誰も予測不能の動きや乗り方はしないし、踊り方もある程度決まっている。ヲタ芸に近いものがあると常々思っていたけど、今回のライブで確信した。

自分はかなり天邪鬼な性格なので、そういう内輪のノリを見せつけられた瞬間に夢中になれなくなる。音楽をどう感じるかは自由であるし、それをどう表現するかも自由であるべき。だからハードコアよりも、最近死んでしまったKeith FlintのいたThe Prodigyのレイブなノリの方に親しみを感じる。日常や決まりごとから自由になるあの瞬間にこそライブの醍醐味があるのではないかな。普段見ないジャンルの音楽を聞いて盛り上がるフジのようなフェスを自分は愛しているけれど、その楽しさの根本はそういうところにある。とにもかくにも、自由であることの素晴らしさ。音楽ってそういうものを感じるためにあるのでは。